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乗鞍岳の花 その2

乗鞍岳を訪れた日の空は概ね曇り。時々晴れ間も見えるがしばらく経つと大雪渓も剣ヶ峰もガスに覆われてしまう。まことに移り変わりが激しい天気だった。チングルマやキバナシャクナゲを撮っているときには晴れを待ったり逆にガスが湧いてくるのを待ったりと、自分のイメージに合う条件を求めて贅沢な時間の使い方をした。お陰で疲労感はあまりない。

キバナシャクナゲ
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by shun_photo | 2015-07-31 07:00 |   長野県

乗鞍岳の花 その1

このごろは何かとヤボ用が多く、野草散策に出かけるにしても自分の都合と天気のタイミングがなかなか合わないことが多い。今回の乗鞍岳は満を持しての山行きだったが、山の天気ばかりは現地へ行かないと分からない。いつものように肩ノ小屋口からのアプローチ。昨冬は多雪だったのでどれくらい残雪があるかと心配もした。しかし、雪道は登山口から少しだけの間でヤレヤレ。

チングルマ
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by shun_photo | 2015-07-30 15:01 |   長野県

伊良湖の野草 その2

今回の伊良湖訪問で見ることができた花は、ハマゴウ、ハマオグルマ、そして今日のハマオモト(ハマユウ)ぐらいのものだろうか。他にはハマナデシコ、ハマアザミがそれぞれ1株と、いたって淋しい限り。肝心のハマオモトも多くは傷みがきており、花弁が茶色に変色したものが多かった。

ハマオモト(ハマユウ)
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ハマナデシコ
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by shun_photo | 2015-07-22 16:21 |   愛知県

伊良湖の野草 その1

信州の山へ行きたいのだが、梅雨が明けたというのにどうも天気がはっきりしない。どうやら週末ぐらいには晴れの日がありそうだが、それまでジッとしているのもつまらないので伊良湖へ出かけた。ところが、先日、標準ズーム(24-105mm)が入院してしまい、レンズは超広角とマクロのみ。超広角では画角が広すぎるしさりとてマクロでは狭すぎる。無い物ねだりをしても仕方がないので在り合わせのレンズでとにかく撮った。

ハマゴウ
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ハマオグルマ(ネコノシタ)
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by shun_photo | 2015-07-21 21:27 |   愛知県

宮城谷昌光 100冊

この2カ月ほど宮城谷昌光の小説を読み返していた。そのほとんどは中国の時代区分による「春秋・戦国時代(紀元前770年~紀元前221年)」に活躍した人物の半生を描いたものである。書名を挙げると、太公望(全3巻)、管仲(全2巻)、重耳(全3巻)、沙中の回廊(全2巻)、華栄の丘、晏子(全4巻)、子産(全2巻)、孟嘗君(全5巻)、青雲はるかに(全2巻)ということになる。

次に読もうと予定していた本は、楽毅(全4巻)、奇貨居くべし(全5巻)かな、と思っていた矢先、毎日新聞社から「劉邦(全3巻)」が発売され、他に随筆集が2冊発売されているのを知り、早速入手した。今回入手した本を加えると宮城谷昌光の蔵書が100冊に達した。

私は同じ作家の本を集中的に読む性癖があるので、これまで同一作家の本が100冊を超 えているのは、司馬遼太郎(143)、池波正太郎(135)、吉村昭(121)の3人。今回、新たに宮城谷昌光(101)が仲間入りして、この4人だ けで500冊にもなる。

当然のことながらそれぞれの作家の持ち味は異なる。宮城谷昌光の小説の面白さはまずスケールの大きさであろうか。 蔵書の内7割が古代中国に題材をとつた歴史小説であり、主人公の多くは君主、宰相であった人が占めていることから、波乱万丈の人生を送り数々の苦難を経て功成り名を遂げたストーリー構成と なっている。小説としてはどれも面白いのだが、登場人物がとにかく多彩で名前を覚えるのに一苦労する。

特に中国の春秋・戦国時代は、日本の戦国時代と同じように群雄割拠の時代であり、戦乱に明け暮れた時代でもあった。為政者がこうした時代を生き抜くためには軍事的・行政的手腕もさることながら、高い先見性を持ち人間的にも徳性を備えて人心を掌握しておくことも重要な要素であった。

小説は人間の活き様を描くものであると言われる。現在に伝えられる文献・資料では時々の事件や出来事は知り得ても、その時代に活きた人間の心の在りようを伺い知ることは困難である。小説家は史実の裏側にある人間の葛藤や想いを言葉として、あるいは会話として表現しなければならないのであるが、人間を、そしてその人間が生きた軌跡が作者の眼を通してどのように描かれるか、というのが歴史小説に興味が尽きない所以でもある。

宮城谷昌光は物語の登場人物の心象風景を見事に活写し、読者に「さもありなん」と思わせる説得力がある。また、文字に対する造詣が深く、言葉の意味を分かりやすく解き明かしてくれる点も読者の知識欲を満たす上で大いに役立っている。

こうした中国古代の小説を読んでいて思うことは、人間というものは、有史以来4千年とも5千年とも言われる時を経ながらも基本的な部分ではそれほど変容を遂げているわけではないのではないか、ということである。私なりの解釈では、人間に「感情」や「欲望」というものがある限りこれからも根本的な変化はないのではないかと考ている。

これらの小説から読み取れることは、新たな覇者の登場は前代の覇者の一族の滅亡をもたらしており、権力の禅譲は極めて稀な出来事である。もっとも現代では法の支配が行き届いているため前代の為政者が生命の危険にさらされることはないであろうが、一部の国ではいまだにこうしたことが起きているのように思う。

動植物の世界では、同一種が繁栄し過ぎると何らかの異変がきっかけで自滅することがあるのをかつて何かの本で読んだような気がする。例えば、セイタカアワダチソウは根から出る化学物質で周囲の植物の成長を抑えてしまうことが知られており、この種だけが増え過ぎると自家中毒を起こして自分が亡びてしまうことがあるという。

人間の欲望も果てしないものがあり、生活の向上を望む日常的な営みが、結果として無秩序に汚染物質や温室効果ガスを排出して大気汚染や地球温暖化を引き起こしている。これらの事象は人間の将来を暗示しているようでもある。戦争もまた然り。我が子や孫のためにもそうなる前に必要な手立てがとられることを念願しているが、日本の現状はどうか。人間の欲望が理性を超えてしまわないことをただ祈るばかりである。

また、宗教は人間を煩悩から解き放ち、幸せな人生を送るための手段であるはずなのに、独りよがりな論理で他者を受け容れないばかりか、異論を唱える者を抹殺してしまうような暴挙すら平然と行われ、まるでかつてナチスドイツが行ったジェノサイドを思わせる。こうした状況を見るにつけ、人間とはかくも浅はかな存在であったかと改めて思い知らされる昨今でもある。宗教でよく言われる慈悲とは、まず他者を受け容れることから始まるのではなかったか。

宮城谷昌光の小説の感想が思わぬ方向に展開してしまったが、古今東西を問わず個人レベルでも国家レベルでも人間の欲望は常に狂気に転訛する危険性をはらんでいると思わざるを得ない。小説にはこうしたことの反省の機会を与えてくれる一面もある。
by shun_photo | 2015-07-21 07:00 | 読 書

栂池自然園の花 その3

夏の信州花旅シリーズも最終回。今回は天候に恵まれず思い描いていたような写真を撮れなかったのが惜しまれる。花風景写真と銘打つからには背景が重要な要素となる。工夫次第でそれらしき写真に仕上げれば良いというのは理屈では理解しえても、いざ実行となると力量が伴わないのが辛いところ。

ベニバナイチゴ
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イワイチョウ
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ミズバショウ
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キヌガサソウ
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オオバミゾホオズキ
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ベニバナイチヤクソウ
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ノビネチドリ
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by shun_photo | 2015-07-19 07:00 |   長野県

栂池自然園の花 その2

今回は白くて小さな花ばかり。「ツマトリソウ」は、花弁の先が着物の裾模様のように紅く『つまどる』ところからの命名とされるが、実際に「つまどり」のある花を見ることは滅多になく、以前から機会あるごとに探していたところ、ようやくそれらしき花に出会うことができた(最初の画像)。

ツマトリソウ
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ゴゼンタチバナ
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マイヅルソウ
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by shun_photo | 2015-07-18 07:00 |   長野県

栂池自然園の花 その1

晴れたら八方尾根、曇っていたら栂池自然園と決めていて宿を出た。白馬三山が見える辺りまで車を走らせて行くと、山は雲の中。今回の信州の花旅は天気にそっぽを向かれてしまったようだ。こうなると気分が盛り上がらない。時の経過とともに晴れてくることを祈りつつ撮影モードに入った。今年はどうやらコバイケイソウの当たり年のよう。でも既に変色している花もあった。

コバイケイソウ
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チングルマ
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シラネアオイ
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サンカヨウ
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by shun_photo | 2015-07-17 07:00 |   長野県

木曽駒ケ岳の花 その3

ロープウエイ駅で昼食をとりながら雨宿りしていると次第に雨が止んできた。この時点でまだ時刻は12時前。このまま帰るのはいまいましいので浄土平へ行く道の途中まで行ってみようと思い、八丁坂へ向かった。雪解け直後とあってまだ花は少ない。道程の3分の2ぐらいまで登ったところで下山開始。本日の宿は白馬。

クモマスミレ
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ミヤマダイコンソウ
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ハクサンイチゲ
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シナノキンバイ
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ミヤマクロユリ
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チングルマ
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by shun_photo | 2015-07-16 07:00 |   長野県

木曽駒ケ岳の花 その2

当初、晴れマークのついた土・日曜日に出かける予定だったが、両日とも他に所用があって月曜日の出発に変更した。木曽駒のロープウエイ駅では青空が広がっていたのに、登山道に入って間もなく空が厚い雲に覆われ始め、極楽平の稜線に着いたときは身体が吹き飛ばされそうなほどの強風が吹き荒れていた。そのうち雨まで降ってきて撮影どころではなくなり止むなく下山を強いられた。

ミヤマシオガマ
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イワウメ
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シナノキンバイ
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ミヤマキンポウゲ
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ハクサンイチゲ
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by shun_photo | 2015-07-15 09:18 |   長野県